3密に縛られないオンライン

● オンライン診療などの需要の高まり
 オンライン診療は、本来、遠方の患者さんや時間のない患者さんの継続的な受診を支えるものです。しかし、今年は新型コロナの感染を恐れて人との接触を控えるようになり、オンライン診療の需要が高まっています。
 いわて中部ネットは、人と人が接触せずに必要な情報を共有し連携する機能の導入を検討しています。患者さんがスマホで問診を受けて、結果をいわて中部ネットへ反映する仕組みや、感染症病床などの空床情報をタイムリーに共有し連携する機能などです。

● コミュニケーションボードの進化
 現在、いわて中部ネットの機能の一つであるコミュニケーションボードをオンライン会議の機能と組み合わせるという医療・介護従事者が直接、接触しない新しい連携・情報共有方法の実用化を進めています。
地域で携わる多職種が、オンライン上でパソコンでお互いの顔を見ながらミーティングを行なうことが可能となります。
 上手にIT技術を活用する地域連携は、超高齢化社会に必要不可欠であるばかりか、今後の連携・情報共有の姿ではないでしょうか。